合気道経験はあったのですが…
若いころに、職場の上司に勧められて「実戦合気道」と呼ばれる流派の合気道道場に通いました。
構えとか動作がキチンと決められていて、激しく厳しい技でしたが、それを覚えて出来るようになることが楽しく、熱心に続けました。
年齢的な限界?
しばらくは、アクロバティックな実戦合気道の技で投げたり投げられたりするのに夢中でした。
ただ、30代後半ぐらいになると、少しずつ以前のような技が出来なくなっていく自分を実感していました。もちろん、人には言いませんでしたが…!
子どもに技が効かない!
先輩の手伝いで子どもの部の指導をしていたときです。
小学5年生で剣道経験のある女の子が入門してきました。その子に「小手返し」という技を教えてようとしたところ、ある事件が起きました。
その子が、手首の痛みを我慢してふんばり倒れようとしなかったのです。
そして、私もその女の子を投げることが出来ませんでした。
「●●ちゃん、あまり我慢すると手首を痛めるから、ある程度のところで後方受け身をして倒れようね」と言うと、その女の子は複雑そうな顔をして倒れてくれました。
『私の技は、小学生の女の子にすら効かない!』
そのことがショックで、自分の技に自信がもてなくなり、とうとう道場通いをやめてしまいました。
経験があるからと合気道を再開してみると
それから仕事も住む場所も変わり、運動もしない私のお腹周りは肥大化する一方。
これはいけないと、体を動かして汗を流そうと、近くの合気道道場にでかけました。
せっかくだから経験があるスポーツがいいだろうし、まだ受け身は出来るだろうと思ったからです。
驚きと混乱
体験をしてみて私は本当に驚きました。かつて覚えた『実戦合気道』とはまったく違ったからです。
ゆったりとした、力をほとんど感じない技なのに、抵抗することも出来ず投げられてしまいました。
『何なんだこの技は!以前の合気道とはまるで違う!』
倒されても、不思議と嫌な気持ちにもならず、むしろ自然に笑いすら出てくるほどです。
納得!老若男女誰でも出来る合気道
以前習った合気道は、大学生などの若い人は十分楽しめるものだっと思います。
でも、今習っている技は、体の大小や性別にも関係なく楽しめるものです。
おそらく、合気道を創められた植芝盛平先生は、こういう技を伝授なさったのではないかとすら思えます。
一度挫折した私ですが、今回の出会いに心から感謝しております。
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